中部大学 応用生物学部 応用生物化学科 町田研究室
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仮配属希望の3年生へ(2010年度 卒業研究について)

卒業研究は、大学に来てはじめて行う“研究”です。まだ、誰も報告していない、新しい事実や現象を発見できるかもしれません。1年間、研究室で、実験研究の楽しさと厳しさを味わってほしいと思います。


−町田研究室−

地球上における植物の生育は、人間が生きる環境にとって非常に重要です。
町田研究室では、シロイヌナズナをモデルとして植物の発生・分化に関わる遺伝子の機能を解明し、生物の発生の根底からの理解を目指しています。
卒業研究では、以下の6つのテーマの研究ができます。

(1)植物の細胞分化に影響を与える新奇低分子化合物の探索
(2)葉の発生分化における低分子RNAの機能解明
(3)植物の細胞分化におけるDNA損傷応答経路の役割
(4)蛍光タンパク質を用いた分化に関わるAS2タンパク質が局在する核内AS2 bodyの解析
(5)コチョウランの遺伝子工学
(6)変異型エビネランの花と葉の形態解析

生物の発生分化に興味のある人、最先端の遺伝子工学に興味のある人、または植物の観察が好きな人を歓迎します。



これらの研究は、中部大学植物バイオ研究センターと協力して行っています。
中部大学植物バイオ研究センターでは、応用生物学部の先生方を中心として、理化学研究所、岐阜大学、インドネシアガジャマダ大学とも協力して研究を推進しています。植物バイオ研究センターHPも参考にして下さい。




卒研生のページ


卒業生の進路
就職先(五十音順)
(株)アラクス    伊勢久(株)    (株)エステム    JAもとす(本巣郡農業協同組合)    スガキコシステムズ(株)    中京コカ・コーラプロダクツ(株)    富士通(株)    フジフーズ(株)    (株)丸竹    (株)ヤマミ醸造    ユニオン商事(株)    他
高校教員

進学先(五十音順)
中部大学    富山県立大学    名古屋大学    奈良先端科学技術大学院大学


1期生からのメッセージ 〜富山県立大学での研究生活〜
      1期生メンバー(2004年度卒研生)のページ

2期生からのメッセージ 〜イングランドにおけるインターンシップ研修〜
      2期生メンバー(2005年度卒研生)のページ

3期生からのメッセージ (準備中)
      3期生メンバー(2006年度卒研生)のページ

4期生からのメッセージ 〜マンチェスター短期研修リポート〜
      4期生メンバー(2007年度卒研生)のページ


富山県立大学大学院工学研究科入学
K.H.(応用生物学部環境生物科学科 2005年3月卒業)

 

 私の進学した大学院は中部大に比較すると規模が小さいです。そのため駐車場から研究室まで歩いてすぐです。中部大のように、大泉寺から30号館7階まで果て無き道のりをてくてく歩く必要はありません。ですが、実家から大学までが遠い!私は自宅通学なのですが、片道30キロ以上あり、更に市街地を通過するため渋滞が凄まじく、おまけに富山は冬には雪が積もります。どういう訳か入学した年は大雪で、毎日50センチ以上簡単に積もっていきました。時間短縮のため、やむなく高速道路を使って通学しています。実験は土日もしなければいけないことが多いので、年間3万キロも走る羽目になり、奨学金がほとんど通学費用に消えてしまいます(泣)。就職する人も進学の人も通勤距離(時間)は重要ですよ。甘く考えていると大変なことになります。
 大学院に入ると生活のほとんどが実験になります。私の所属している研究室は朝9時には必ず行かなければいけません。大学学部のように自由に時間を設定することはできません。それから午前中に授業があれば受けます。昼休みが12時〜13時で、それからはず〜っと実験です。私の場合は帰宅がだいたい深夜になります。また、土日もほとんどありませんし(休んでると実験が進まない)、正月や夏休みもせいぜい2〜3日です。
 修士課程では、文献調査などを含めて自分で色々勉強しながら進めていくので、英語論文を沢山読まなければいけません。授業の課題も論文を引く必要がありますし、論文紹介では大学院の学生・先生全員の前で発表するので準備に1ヶ月かかったりします。私はこれの準備に11報の文献を読まなければいけませんでした。私は英語が大の苦手なため、日々泣き泣きになっています。また、毎月研究室で研究報告会があるので(スライドを英語で作る)、それまでに新しいデータを出していかなければいけません。
 これ以外にTAもあります。このTAですが、学部生相手とは限りません。高校生相手の科学教室のようなものや、一般の子供相手の実験教室のような仕事をする時もあります。学会発表や他大学での研究発表もありますから、なかなか忙しいです。
 私は、とある医療用医薬品メーカーに技術職で就職が内定したので、分子生物関係の実験ができるのはあとわずかです。秋から研修などが始まるので、あまり実験には時間を割けなくなりそうです。大学院に行くと自分の時間を持つことは極めて難しく、ひたすら研究という生活になります。特に他大学だとシステムが大きく変わり、人間関係など最初は慣れるだけでも大変です。ですが、自分の目的を持ってやり続ければ様々な経験もできます。進学するとその後の進路が狭くなり、就活の自由度も大きく減少しますが、専門職に就けたり、学部よりも成長できることは間違いないと思います。

 

応用生物学部応用生物化学科 2006年3月卒業
Y.M.

 

 私は、3年の春休み(2005年2月2日〜3月28日)に中部大学のプログラムであるイングランドでのインターンシップ研修に参加していました。
 
このプログラムは学部、学科、学年関係なく参加できるもので、TOEICのスコアが一定以上あれば参加できます。
 
飛行機で約13時間、名古屋からドイツのフランクフルト径由でイングランドのマンチェスターに向かい、到着後すぐにそれぞれのホームステイ先に向かいました。
 
このホームステイ先から約一ヶ月マンチェスター大学に通い日常生活やインターンシップで使う英語を中心に学習しました。授業内容も英語でのプレゼンテーションや実際町に出てのインタビューなどとてもユニークな授業でした。
 
大学までの二階建てバスでの通学や、ランチ、授業後の時間、いつでもわからないことだらけなので、いい勉強になったと思います。
 
休日や授業後に時間があるので参加者はそれぞれ好きな時間を過ごしていました。サッカーの試合を観戦したり、買い物に出かけたり、大学からの無料のツアーに参加したり、とても楽しい休日が送れました。大学のパソコンは日本語入力もできるので家族や友人とも簡単に連絡が取れました。
 
大学に通っている間に、大学内のJAPANセンターというところで三月からのインターンシップ先を話し合いながら決めました。自分がどんな職場で働きたいかをとても考慮してくれてJAPANセンターの方で受け入れ先を決めてくれました。私の場合は、バイオ関係の職場で決まりましたが、湖水地方での住み込みのホテルでの仕事や、マンチェスタースタジアムの仕事など本当に多くの仕事がありました。
 
私のインターンシップはBIONOWというバイオの研究所や企業をサポートしているイギリス政府の機関で働きました。今度、日本に来る機会があるらしく、その時に役立つような企業の情報を日本のサイトで調べてリストを作成するのが私の仕事でした。
 
イギリス政府の機関といっても、とても、いい人たちばかりでとても仕事のしやすい環境でした。日常で使う英語以外にも勉強できたのでとてもよかったと思います。

 

応用生物学部応用生物化学科 4年
Y.K.

 

 私は、マンチェスター短期語学研修を経験した。それについてレポートをする。マンチェスター短期語学研修は、2月の上旬から4月までの2ヶ月間、マンチェスター大学により行われる。費用は約60万円〜である。プログラム内容は、各人ホームステイをしながら最初の一ヶ月間は、マンチェスター大学内のlanguage centreにて各人のレベルに合わせたクラスで英語を勉強する。次の一ヶ月間は、Japan centreを通して各人のインターンシップ研修先において、英語と各職種について体験・勉強をしていく。

 
今レポートでは、語学学校、インターンシップ先、友人、ホームステイ先及び生活面について述べる。

 
まず、最初の一ヶ月間の語学研修について、最初にプレテストのような筆記と面接で各人の英語の能力を測る。それに合わせその人にもっとも最適と思われるクラスに配属される。クラスは午前と午後のクラスに分けられており、午前のクラスは主に英語の勉強、午後のクラスはインターンシップのための英語の勉強を行う。午前のクラスは、いろいろな国の人々と一緒に英語の文法、発音、語彙などを勉強していく。宿題の量は、かなり多く全てを完璧にこなしきるのは難しいように思われた。日本と違いクラスの生徒は皆、積極的に発言し、クラス内容も自分の考えを英語で話し伝えることに重点が置かれていた。雰囲気は大変よくかなり楽しいものとなった。ただ、いろいろな国の人が来ているので皆の発音は大変ユニークなものであった。最初は聞き取りに苦労したが1ヶ月もたつとかなり慣れた。また、Scienceの分野の人が多く英語を学びに来ていた。午後のクラスは、日本人のみのクラスとなっていた。そのなかでインターンシップ先のプレゼンテーション、エッセイなどがあった。大学が大変広いため午前のクラスから午後のクラスへの移動だけで10分くらいかかった。
 
ただし、中部大学の予定により、クラス分けもなく中部大学生だけの授業を1ヶ月間受ける場合もある。

 
大学については、かなり大きな大学であった。図書館などは、イギリスでは珍しく日曜に10時ごろから8時ごろまで開いていた。また、各人にIDとパスワードが与えられ大学のPCとインターネットを無料で使用できた。もちろん日本語入力も可能であった。また、大学図書館の生物学は、日本にくらべ分野が細分化されているように思えた。大学の学食はとてもおいしくない。しかし、屋台でホットドックやコンビニで買い物ができる。

 
次にインターンシップ先について、今回仕事先は、Manchester Interdisciplinary Biocentre (MIB) という大学の研究所のひとつである。この研修先は The University of ManchesterのJapan centreに紹介をしてもらった。また、実際のインターンまでに幾度か仲介に入ってもらった。仕事を得るまでの経緯は、まず、仕事先にcontactをとることから始める。よって、mailにおける英語の基本的なマナー(subject は、contact XXX、書き出しと結びは、Dear XXX sincerely yours,など)をあらかじめ日本で知っておく必要がある。Japan centreの人などは何も教えてくれない。このmailにより仕事のmeetingの日時などを決めることとなる。しかし、私の研修先であるMIBは非常に忙しくemailの返信が来ない、meetingが急にキャンセルになるなど事務の不手際があった。このとき、Japan Centreの人にMIBのオフィスに電話をかけてもらい、自分でも電話をして何とかmeetingを得た。最後に面接を行う。緊張のあまりほとんど何も言えずに終わってしまった。しかし、働ける日、時間を伝えること、直属の上司の名前を書き留めるなどは必須であると思う。

 
仕事について、特に決められた一定の仕事はなかった。最初に遺伝学に関する勉強をしたいと希望したため、cloningが主であった。実際には上司が、つきっきりで教えてくれたので、仕事をしたというよりは、勉強をしたという感じであった。また、大変優しい上司であったのでligationの各試料の分量をどのように決めるのかなど、一つ一つ詳しく解るまで教えてくれた。しかし、その中でも自分でできる仕事を見つけて積極的に働きかけるということを覚えた。

 
職場の人について、MIBには色々なsectionで色々な人が色々な形で働いていた。しかし、教授など年をとった人は少なく、20代後半から40代前半までのtechnical researcher、大学院生、postdoctoral、researcherがほとんどであった。女性がどちらかというと多く見られたように思う。各人自分自身でMIBにapplyしてきたようである。当然ながら優秀な人が多かった。そして、色々な人がいるので、自然と共通言語が英語となっていた。コミュニケーションツールとして英語は絶対に必要であると、肌で感じた。

 
職場の環境について、仕事は、主にwriting area とlaboratoryにわけられる。Writing areaは誰のPC、誰のデスクというようには分けられていない。しかし、大体誰が使うか特定されてくるようである。実験室も基本的には各sectionに分けられているが、部屋はぶち抜きなので異なるsectionも同室にあるように感じる。しかし、実験台は一人ひとりに与えられている。酵素は全員共通であるが、他の試料は各人のものとなっている。次に、各階に共通の飲食できるareaがあり、そこには、冷蔵庫、コーヒーメーカーなどそろえてあった。キッチンのようである。ここでもまた研究者同士の交流がある。

ラボマナーは、日本では考えられないくらいいい加減である。ビーカーのメモリで試料作成はよくあることで、フラスコは、ほぼ洗わないような状況である。日本のようにボスがいてボスが指導するということはあまりないためであると思う。しかし、人によっては、こんなところにもういられないと怒っているボスもいた。

時間について、私はボランティアであったために特に厳しくはなかった。また、実験によっては、ligation時など長い待ち時間があった。仕事中でもその時間は、tea timeにできるなど結構ゆったりしていた。こういった、free timeをどの様に使うかは自分次第である。

友人について、MIBの職員の人たちは皆よい人で本当によくしてくれた。MIB内に日本人の女性がいて、この人に電車の乗り方を教えてもらったりと、大変助けていただいた。彼女がいなければマンチェスターでの生活はもっとひどいものとなったと思う。もちろん、語学学校の皆もとても楽しくて、愉快な授業であった。同じ中部大学から行ったメンバーは、かなり悪い印象であった。しかし、そのことが全く頼れる人のいない環境ということでつらくはあったが、英語の上達につながったと思われる。それでも、仲の良い友人と本プログラムに参加できていたらより楽しい思い出が作れたのではないかとも思う。

ホームステイ先及び生活面について、まず、結論から言うとイングランドチョコレートなどのお菓子を除いてその他のことは、日本が快適であることを再認識させられるものであった。私が住んでいたところは、Revenshuremという大学の南に位置するところである。その手前のLong sightというところは少し治安がよくないという噂であった。よってRevenshuremも小さな家が並ぶような治安と住人の質のあまりよくないところであった。近所の人がリサイクルビン(box)を盗むなど全体的に人が信用できない雰囲気であった。ホームステイした家は、かなり狭く、6・8畳ほどのリビング、キッチン、バスルーム、部屋2つであった。その家にはインターネット、乾燥機、電子レンジなど娯楽も生活に便利な器具も本もなく暮らしにくかった。イギリスの家具や製品は、日本では考えられないくらい壊れやすく、日本の力の調子で生活できずとても息苦しかった。
ランドレディとは、かなり気が合わなかった。今思うと大学のホームステイに関するサポートセンターにもう少し苦情を述べても良かったと思う。
また、どこにいても基本的に人種差別をする人には出会う。通りすがりに「ニーハオ、ニーハオ」や「マグ(意味は不明)」など言われることもある。柄が悪い人とよい人が混在しているように感じた。日本ほど人がよく穏やかで親切な人々ではなさそうであった。

気候は、2月ということもあり・6℃を記録するなどとても寒かった。また、晴れる日は本当に少なく、すぐに雨が降る。ランドレディは乾燥機を持ってないので洗濯物を洗濯してから乾いて手元に来るまで2週間以上はかかった。
町は、全体的に一応どこにでも店がある。買い物をする余裕があれば買い物ができる。しかし、5時にはすべての店が閉まってしまう。よって、仕事中などは土日しか買い物ができなかった。道路は日本のように平らな舗装はされておらず、足がかなり痛くなった。車はかなりのスピードで運転されているが、横断歩道が少なく、車に注意しながら道路横断をしなくてはならなかった。もちろんオートマティックの横断歩道はない。バスや電車の本数も1時間に2本など少ないバスが多かった。乗り方も日本とはまったく違い、まずそこから学ぶ必要がある。それ以外にも、基本的に店員は不親切で、本来その店で受けられるはずのサービス(携帯のtop up)などが店員を説得してからでないと受けられないことや、乱暴な口調で話されたりした。
そのような街でも、各街の博物館やGalleryは量、質ともに日本では見られないほどよいものであった。また、admissionが無料の場合も多くかなり楽しかった。大学の博物館は、大学の研究資料として収集されたものが展示してあった。剥製や民俗学の展示数と質が大変よかった。また、偶然、ショー(いきなり、19世紀前半のような服を着た人が黒人奴隷の歴史について話し始める等)に出くわすこともあった。ヨークは買い物がかなり楽しく、リバプールは博物館と美術館に大変感動した。

2ヶ月の短期研修を終えて、2ヶ月間「英語漬け」であったためリスニングとスピーキング力は向上したと感じる。また、つたない英語でもとにかく話すこととその楽しさを学んだ。研究所では、様々な国から様々な人が訪れているので、英語が「共通言語」であることを肌で感じた。日本に帰ってきた今でも、英語を話したい。英語で意思の疎通をしたいという気持ちは途絶えることがない。辛いことも楽しいことも沢山あったが、心身ともに若くないとできない貴重な体験であったと心底思う。

最後に、私は、語学研修に行って後悔するより行かなくて後悔するほうが、きっとつらい、2ヶ月間日本にいても英語の上達は知れている等を思い、このプログラムに参加したが、2ヶ月間の体験は決して忘れられない思い出となった。