The 2007 International Berry Health Benefits Symposiumへ招待されて行ってきました。
(2007 年6月11日、12日)

 このシンポジウムは2年に1回開かれている(らしい?)ベリー類の健康機能に関するシンポジウムです。米国オレゴン州は農業が盛んで、ストロベリーやブルーベリーを始めとするべリー類の生産に力を入れています。今回、私は初めて招待されましたが、とても価値のある内容だったと思います。

オレゴン州立大学にフットボールのモニュメントがありました。

 行われたのはオレゴン州立大学の中にあるLaSells Stewart Centerというところで、その中のAustin Audioriumという、巨大スクリーンがあり、コンサートも行われているらしい1200名収容の大変立派な部屋が今回の会場でした。オレゴン州立大学はオレゴン州のCorvallisという小さな町(ポートランドから車で1時間30分から2時間ほど走ったところ)にある大学です。ちなみによく間違えられる(らしい)オレゴン大学はEugeneというところにあります。オレゴン州立大学には、有名なLinus Pauring Instituteがあり、DirectorのDr. Balz Freiが今回のシンポジウムでも数題の座長を務めていました。


会場のLasells Stewart Center. 
とても立派な施設でした。
芝生がきれいです。

 シンポジウムはベリー類の健康機能に関して、代謝・吸収も含めて様々な点から第一線の研究者が集められて熱のこもった議論が行われました。代謝・吸収でJoe Mazza (Canada)やRonald Prior (USA、最近私と同様にanti-obesityの成果も話していました)、クランベリー研究の成果を話したJess Reed (USA)、Neural agingに関して興味深い研究をしているJim Joseph (USA、ICPH2007で来日、再会を約束しました)など興味深いものでした。またオーストラリアやニュージーランドでもお会いしたMary Lila (USA)や親しくなったTony MacGhie (New Zealand) にも再会することができたのは大きな喜びでした。比較的似た仕事をしているMike Lefevre (USA)に会えたことも良かったと思います。私はというと、体脂肪蓄積抑制と糖尿病抑制のメカニズムについて発表しましたが、45分の持ち時間は結構長いものでした。最初コンピュータトラブルにより画面がスクリーンに出ないというトラブルで開始が遅れるというハプニングもありましたが、何とか無事に(?)こなすことができました。とは言うものの、ほとんど練習なしで来てしまったということは否定できませんし、もっと来る前に時間が有れば・・・という言い訳がましいことをついつい考えてしまいます。それにしてもいつも思うのですが、英語のBrush upは本当に自分自身の課題だと思います(学会のたびに帰りの飛行機中で何とかせねば、と思いながら帰国しますが、結局日々の忙しさに負けてしまいます・・・)。ちなみにSpeakerは日本、アジアからは私だけでしたが、親しい友人の1人であるDr. Matsumoto氏、これまでにも大変お世話になっているEddie Shiojima氏(この人は本当に立派な方です)が参加され、旧交を温めることができました。  


奮闘中の一コマ オレゴン州立大学のベリー農場をたずねました。
品評会(?)がいきなり始まったのですが、何のアナウンスもなく。。。  会場前でBBQパーティーが行われました。

 シンポジウム前日にはWelcome Picnic、1日目夜にKeynote Dinner (Dr. David Heber, UCLAが講演しました)、2日目にはオレゴン州立大学のベリー農場を訪ねるツアー(まだ実が熟していませんでしたが、面白かった)とBBQパーティーという盛りだくさんのスケジュールでしたが、BBQパーティーの時にベリーの品評会のようなことをやっていて、同じように見えるブルーベリーでも、味見をすると品種によりかなり味が異なるということは何とも興味深いものでした。オレゴンのさわやかな風のもとでこのような貴重な経験ができたことと、推薦してくれた(らしい?)Tony、シンポジウムのorganizing committee(Jan、Catにお世話になりました)に感謝したいと思います。それにしても英語は課題だなーーー。