研究内容

おわりに

 我々の展開している研究はいずれも「食」という立場から、未病状態の時に病気のリスクを判定して、このリスクを食品で低下(病気から遠ざける=予防)しよう、ということです。最終的な到達点の一つは予防のためにどのような食品をどれだけ食べればよいのかということになります。
 近年のサイエンスの進歩は著しく、個々の体質(遺伝子)の違いにより、薬や食品の応答に個人差があることも明らかになってきました。このような個別栄養を考慮に入れた「テーラーメイド食品」についても研究が始まっています。いずれにせよ我々の研究は、生きている以上必ず関わることになる「食」を考え、人を幸せにする研究であることは間違いありません。もちろんこれまで述べてきた内容は、本学応用生物学部のポリシーを踏まえた、最新の学問の境界領域ですから、単に食品という範疇にとどまることなく、生化学、分子生物学、細胞生物学などを基盤にした総合的な研究といえるでしょう。
 是非とも熱く、そしてやり甲斐のあるこれらの研究および関連分野に興味を持っていただき、多彩な「食」研究ワールドへ足を踏み入れてください。多くの高校生諸君、また本学で研究室配属を考えている学部生、そして本学の他、他大学の方で大学院修士および博士課程進学を考えている方、さらには、産官学の研究者の皆さんからの積極的なアプローチをお待ちしております。


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